携帯ショップによってキャッシュバック額が違うのはなぜ?

MNP乗り換えで貰える乗り換えキャッシュバック、付けているショップもあれば付けていないショップもある。

そしてその金額もまちまちだ。

なぜこのような違いが出るのか、キャッシュバックはどこから捻出されているのかを解説していく。

主な財源はインセンティブ(販売奨励金)

さて、一口に携帯ショップと言っても、キャリアが直接運営している「直営店」と「代理店」がある。

多くの携帯ショップはキャリアと代理店契約を結んだ代理店である。

 

それぞれの代理店にはノルマがあり、一定のノルマをクリアするとキャリアからボーナスが貰える。

これをインセンティブ(販売奨励金、契約奨励金とも)という。

 

スマホ販売それ自体で得られる利益はたかだか知れており、このインセンティブが代理店の収入に大きく関わっている。

乗り換えキャッシュバックも、このインセンティブから還元されていると考えていいだろう。

 

さてこのインセンティブ、機種変更、新規契約、MNP乗り換え、どの契約を取ってきたかによっても大きく金額が変わる。

 

まず機種変更をいくら扱ってもインセンティブは大して貰えない。プラン自体は引き継いでいることが多いので、キャリアから見れば「現状維持」しているだけで、代理店にボーナスを与えるようなことではないのだ。

新規契約はキャリアにとっても嬉しい。そのため、新規契約を多く取ればインセンティブをもらうことができる。

そして、新規契約よりも喜ばれるのがMNP乗り換えだ。契約者がひとり増えることに加え、競合会社の契約者をひとり減らすことにもなる。実質+2の効果ということだ。

 

こういった事情から、MNP乗り換えが一番歓迎され、キャッシュバックが付きやすいのである。

2台以上の同時契約が喜ばれるのも同様。MNP乗り換えで複数契約となれば+4、+6といった効果になるわけで、代理店としても非常に嬉しく、キャッシュバック等優遇してでも契約して欲しいと考える。

 

だがなぜ、同じMNP乗り換えでも代理店によってキャッシュバックの額が大きく違うのだろうか?

 

キャッシュバックの高い代理店、機種変更でもキャッシュバックが付く代理店の情報はこちらの記事を参考に↓↓

 

代理店によるインセンティブの違い

まず、販売力の強い代理店は販売ノルマもクリアできるため、インセンティブも多く獲得しやすい。

ただし、契約数が多くても強引な営業、説明不足などでクレームがキャリアに来るような代理店はキャリアからペナルティを喰らってしまう。

 

そのため、販売数実績が多く、クレームの少ない代理店はインセンティブを多く獲得でき、その分キャッシュバックも無理なく多く出せる傾向にある。

当サイトで、30万件以上の実績があり、クレームも少ない(「お客様満足度」)おとくケータイ.netを優良代理店として紹介しているのも、そういった事情である。

 

また、代理店にはキャリアとの距離によって一次代理店、二次代理店、三次代理店……といった区分がある。

キャリアと直接代理店契約しているのが一次代理店(条件厳しく、数は少ない)、その一次代理店と契約しているのが二次代理店、二次代理店と契約しているのが三次代理店……といった具合だ。

四次、五次代理店もある。つまり、子請け、孫請けショップというわけだ。

 

二次代理店は、一次代理店がキャリアからもらったインセンティブの中からインセンティブを分けてもらい、三次代理店は二次代理店からインセンティブを分けてもらう。

 

もう想像できたかと思うが、三次、四次となっていくにつれてもらえるインセンティブは中抜きされ、減っていく。

 

つまり末端のショップになるほどキャッシュバックを還元できる余裕がどんどん減っていくのだ。

さらにインセンティブをもらうためのノルマをクリアできるかもギリギリなため、生き残るために強引な営業をしたり、説明が不親切だったりする率も残念ながら高くなっていってしまう。

 

末端の代理店にとって苦しいシステムであることはわかるが、販売力があってノルマをクリアできている代理店の方が余裕があってキャッシュバックも多くなり、評判を保つために対応も親切なことが多い。

ユーザーとしてはそういった代理店を利用した方がメリットが多いだろう。

→ソフトバンク乗り換え代理店比較

 

有料コンテンツのカラクリ

だがしかし、街の小さなケータイショップなど、販売力に劣り、インセンティブが少ない代理店も、そのままキャッシュバックあまり出せません、なんて言ってはますます契約してもらえなくなってしまう。

 

そのため、そうした代理店が生き延びるための策として考え出されたのが「外部コンテンツ抱き合わせ」という手法だ。

乗り換えと同時に、無料のコンテンツ、あるいは有料のコンテンツを複数スマホにインストールすることがキャッシュバックの条件になっている、というパターンである。

 

Twitterなどで「有コン20」と書いているショップは、「有料のコンテンツを20個インストールすることでキャッシュバックを満額出せますよ」という意味だ。

翌月には解除していいとか、3ヶ月継続した後解除していいなど条件が決まっている。

キャッシュバック額が高く見えても、中には8,000円もするコンテンツ3ヶ月継続必須など、明らかにキャッシュバックが大きく目減りしてしまう契約内容もあるので、注意が必要だ。

(しかも有料コンテンツで書かくる総額は「電話ではお伝えできない」などと言って直接店舗で確認する以外なく、契約手続きが終わる間際に言ってくることも少なくない。)

 

代理店はこのコンテンツに契約させる毎にコンテンツ会社からマージンを貰っており、その額をキャッシュバックに載せることで見た目のキャッシュバック額を高く見せている、というわけだ。

 

しかし、コンテンツに契約してバックを貰う方法は、別に個人でもすることができる。

いわゆるポイントサイトを利用してコンテンツに加入すればポイントバックを貰えるし、アフィリエイトサービスに登録してコンテンツに加入することで登録報酬を貰うこともできる。

コンテンツに加入してでもキャッシュバックを多くもらいたいのであれば、こうしたサービスを使って自分の興味あるコンテンツだけ落とした方がいいのではないか?と個人的には思ってしまう。

 

単純に解約の手間や管理も必要になるし、コンテンツ会社に記録を残すことにもなる。

オプション山盛り、コンテンツ山盛りといった代理店は、よほどいい条件でない限りおすすめしない。

 

それでも有料コンテンツ必須の乗り換え代理店で乗り換える場合は、コンテンツの内容、解約時期、解約手順などをしっかり確認しておこう。

 

当サイトのメイン記事では外部コンテンツ契約不要(必要なオプションはソフトバンクの基本パックなどだけ)で好条件のキャッシュバックが付く代理店を取り上げているので、そちらも参考にしてみて欲しい。

 

外部コンテンツ加入不要でキャッシュバックが付く代理店の情報はこちら↓↓

 

 

最初に書いた通り、MNP乗り換えはキャリアにとっても魅力的なため、現状でも非常に優遇される賢い運用法だ。

だが高いキャッシュバックが付きそうだと乗り換えて「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないよう、代理店の仕組みなどもざっくりとでも理解して、いい条件で乗り換えて欲しい。